HOT ! 明治 薩摩焼 柿本尚五郎 朴利行 堅野系 錦手薩摩

幕末から明治にかけて活躍した鹿児島本薩摩の窯元、柿本尚五郎の錦手花瓶を出品致します。利行とは朴利行を示します。この時に出展された薩摩焼を成型したのが朴正伯。朴正官は、安政4年に藩主島津斉彬から直々に薩摩焼の作成技術を伝授されていますから、まさしく明治本薩摩の源流と言える画工です。柿本尚五郎は、明治天皇陛下も行幸されたことのある田之浦陶器会社の窯元を明治12年に引き継いでいます。おそらく、本作もその頃の制作であり、絵付けを朴利行に依頼したものと思われます。その意味で本作も初期錦手の特徴を残す史料としても貴重であると言えましょう。ご覧の通り、ありがちな口縁部の金彩の擦れもなく、透垣の金彩も美しく、ほぼ未使用です。ワレ、カケ、ヒビなどの後天的瑕疵は全くありません。その意味でも極めて貴重な作品と言えるでしょう。私はオークションサイト以外には出品しておりません。（呆れたことに、この注意文までコピペしている詐欺サイトもあります）。志野焼　虎渓山　水月窯　雲綿手　角皿　四客　共箱　V　R7624。本作で特筆すべきは、柿本尚五郎製の銘に加えて、「利行画」の銘があることです。中国　紫砂　朱泥　急須　茶壷　在銘　V　R5600。漆塗 足付膳 5客 懐石膳　蒔絵脚付膳 茶漬膳　懐石盆。日本が国家として初めて参加した万国博覧会は、慶応3年（1867年）の第二回パリ万博ですが、薩摩藩は日本薩摩太守政府を名乗り、徳川幕府とは別の独立したパビリオンを確保して薩摩焼を多く出品して、欧州各国から絶賛されました。茶道具　長谷川恵史作　乾漆　栗香合　共箱　C　R5544。中国　安南染付　小皿　明時代　5客　桐箱付　M R5579。絵付けはその長男の朴正官が行い、正官の長男の利行と次男の義通が父正官の補助を行いました。◆【一点物】カーネリアン 大粒 赤 勾玉 天然石 美品コレクション 魔除けお守り。中国　影青　青白釉　陽刻　花文　鉢　C　R5789。本作の利行とは、この慶応3年のパリ万博に出品された薩摩焼の絵付けに参画した朴利行に他なりません。古曽部焼　高槻古曽部　寒川義崇造　立鷺　汲出茶碗　五客　共箱　M　R5724。茶道具　田中敏孝作　釣釜道具　釣手　釜釻　釜鎖　一揃　共箱　V　R5786。鹿児島の黎明館の常設展示品となっているものの一つに柿本尚五郎の錦手飾壺がありますが、これは、明治15（1882）年、有栖川城仁親王の第四子威仁親王が英国海軍に留学した時に、ベイリー大尉へ記念品として贈呈され、後年里帰りしたものです。伊万里焼　古伊万里　染錦　花文　輪花皿　大皿　直径約40cm　V　R5856B。銅製 茶道具セット 茶筒。初期本薩摩（鹿児島薩摩）の錦手伝世品の極めて少ないことは、薩摩焼の歴史を研究されている深港氏が指摘されている通りです。備前焼　古備前　江戸時代末期　鴨徳利　桂又三郎極め箱　V　R5572。昭和レトロ 南部鉄器 鉄瓶 急須 金属工芸 南部鉄瓶 茶道具 茶器 レトロ。 さて、寸法は高さが24㎝です。人間国宝　松枝玉記　藍染　久留米絣　綿織物　月兎　馬　額装　2点　CR7561B。茶道具　三浦篤造　青華　坂田習軒画　蟹文　箸瓶　共布共箱　V　R5568。約150年前の品物とは思えないほどの素晴らしい保存状態です。中国　紫砂　黄泥　布袋摘　梅文　急須　茶壷　在銘　C　R5770。古伊万里 染付 網目文 手桶 大花瓶 D933。 現在、見かけることのできる明治期錦手本薩摩の殆どは苗代川系ですが、本作は初期の竪野系になります。中国　青花　花卉魚波文瓶　壷　N　R5755。安田道雄　井戸茶碗　一行窯　抹茶茶碗　茶道　茶道具　陶芸　作家物　茶碗。尚、私の説明文と写真をそのままコピペして、格安で販売すると謳う詐欺サイトがいくつかあるようです。骨董　時代ガラス　希少　乳白色　螺旋スパイラル　クビレ筒型　緑脚付き　氷コップ⑤。九谷焼　三代　田村敬星造　色絵金彩　毛筆細字　香合　共布共箱　M　R7600。騙されないようにご注意下さい。和食器　越前焼　脇谷窯　中沢洋子作　向付　六客　C　R5772